JBA代表理事 再任にあたってのご挨拶

2022年6月16日に開催された社員総会直後の理事会において、昨年度に続き代表理事を拝命いたしました加納裕三です。皆様にご挨拶を申し上げます。

一般社団法人 日本ブロックチェーン協会（JBA）は、2014年に発足した一般社団法人 日本価値記録事業者協会（JADA）を組織改組する形で誕生いたしました。これまで協会の活動にご尽力賜りました会員企業の皆様、理事、アドバイザーの皆様に改めて厚く御礼を申し上げます。

今期はJBAにとっては強い追い風が吹いており、とても重要な一年になると考えています。6月7日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針 2022」と「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」にWeb3.0の推進に向けた環境整備の検討が盛り込まれ、Web3.0が国家戦略として位置づけられました。ブロックチェーンは、Web3.0実現のためのキーとなるテクノロジーであり、業界が一層発展し、新たなビジネス、市場が生まれることを期待しています。

昨年度は、一般社団法人ブロックチェーンコンテンツ協会様（BCA）がJBAに合流したほか、一般社団法人ブロックチェーン推進協会様（BCCC）とはNFT共同勉強会を開催し、一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会様（JCBA）とはSDGs・ESG×ブロックチェーンで共同のイベントを開催いたしました。

Web3.0が国家戦略として位置づけられ、国がWeb3.0時代に必要となる環境整備に取り組もうしている今、JBAも関連する業界団体と連携し、同じ方向を向いて活動することがより一層重要になってくると感じています。

JBAは、この動きをさらに加速させ、税制に関する政策提言などを通して、会員企業の皆様が事業展開し易い、健全なビジネス環境作りに取り組んでまいります。会員の皆様におかれましては、引き続きご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。

日本ブロックチェーン協会 代表理事
加納 裕三