7月は定例勉強会を会場を設けて開催しました。
片山 謙 様(株式会社野村総合研究所 金融イノベーション研究部 シニアチーフリサーチャー )より、米国における暗号資産等の規制・ビジネス動向についてお話いただきました。
まずは、米国でトランプ政権へ移行する前の状況についてお話いただきました。
証券か否かはどのような基準で判断されているか、これまでどのような訴訟がありどのような判決となったか、証券法の適用を当初3年間除外するというセーフ・ハーバー案2.0について教えていただきました。
続いて、トランプ政権へ移行した後の変化や動向について、大統領令や7/17に可決されたばかりのCLARITY法案、ステーブルコインに関するGENIUS法案、トークン・セーフハーバー規則案の3.0版を含め丁寧に解説いただきました。
そして最後に、今後の観点と日本への示唆についてお話いただきました。
ご参加の皆様からは「CLARITY法案やGENIUS法案が可決された直後で、ニュースの見出しとしては知っていても中身までは把握できていなかった。タイムリーに解説いただいて大変勉強になりました。」とのフィードバックがあり、多くの方にとって有意義な時間となりました。
第2部の懇親会では積極的に名刺交換が行われ、参加者間でとても良い交流の機会となったようです。
ご参加の方からは、以前のJBA定例勉強会がきっかけで会員同士で事業連携に繋がり、今も関係が続いているというエピソードもお聞かせいただきました。
今後もこのようなネットワーキングの場として有効活用いただけるよう活動してまいります。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
=====開催概要=====
◆日時
2025年7月24日(木)18:45~19:45
※終了後、20:45まで懇親会
◆場所
東京ミッドタウンタワー
◆演題
米国における暗号資産等の規制・ビジネス動向
◆講師
片山 謙 氏
株式会社野村総合研究所 金融イノベーション研究部 シニアチーフリサーチャー
◆参加資格
JBA会員限定
◆講義資料
参加者へ配布
JBAは今後もブロックチェーンの社会実装に貢献すべく、会員同士の交流機会を創出してまいります。