2019年11月12日に日本ブロックチェーン協会定例会議を開催いたしました。
今回は、株式会社INDETAIL 代表取締役 CEO 坪井大輔氏に講演頂きました。
坪井氏は小樽商科大学大学院アントレプレナーシップ専攻MBA取得。札幌にてスマホアプリ開発のITベンチャー設立。1億円の資本調達、C2Cコマース・システム開発・ソーシャルゲーム運営の3事業への参入とEXITを経て、現在はブロックチェーン事業に集中。シリアルアントレプレナーとして躍進する。啓蒙活動にも積極的で講演実績は年20件以上。著書「WHY BLOCKCHAIN」は、発売2カ月で続々重版、1万部突破を達成されています。
日本では、早くから仮想通貨の法整備が行われ、最近では電力やEV分野での実証実験も活発。一見するとブロックチェーンへの取り組みは順調に感じられます。しかしながら、事業や社会へのブロックチェーン実装となるとスローペースになっているのが実情です。
坪井氏はブロックチェーンを説明する際、「みんなが平等で管理者がいない、弱い社会や組織でも平和な未来を実現する新たな仕組み」と表現します。そんな夢のような仕組みが、なぜ、この日本では普及していかないのか?
本講演では、普及を阻む日本独特の背景を紐解き、それを踏まえた上で、ではどこにブロックチェーンがフィットするのか、ブロックチェーンフレンドリーな領域を解説。坪井氏が手掛けてきた過疎地でのユースケースや海外へ向けた構想などから、ブロックチェーンの社会実装に向けたヒントを学ぶことができました。
次回の定例会議は11月26日 10 時 30 分から丸の内vacansにて開催予定です。
会員の皆様のご参加お待ちしております。
入会をご検討されている方の見学も受け付けておりますので、ご希望の方は事務局までご連絡ください。