7/27開催
定例会 実施報告（動画と資料）

7月27日（火）開催の日本ブロックチェーン協会定例会は、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社の鈴木様をお招きし、「ブロックチェーンによるサプライチェーンマネジメント高度化のための新手法」をテーマにお話いただきました。SCM分野でのブロックチェーンの具体的な活用の方向性など非常にわかりやすくご説明いただきました。

今回の定例会の動画、資料はこちらよりご確認いただけます。

【資料と動画】

（資料はこちらよりダウンロードいただけます）
ブロックチェーンによるSCM高度化のための新手法

【講演概要】
■日時
2021年7月27日(火) 10:30 – 11:30 

■形式
オンライン　一般公開

■テーマ
ブロックチェーンによるサプライチェーンマネジメント高度化のための新手法

■概要
商品を適切なタイミングで流通させ、売れ残りや欠品を防ぐための営みであるサプライチェーンマネジメント（以下SCM）は、 製造業や流通業において古くから知られた経営課題ですが、近年はサステナビリティ経営の観点からも一層注目を集めています。 ブロックチェーンはSCMの高度化に極めて有用と目されていますが、現実には在庫情報の開示が企業にとってハードルとなっています。 そこでEYでは、データプライバシーを確保しつつ、SCM高度化に必要な受発注に関連する情報をブロックチェーンを用いて企業間で共有する仕組みを 考案し特許を取得しました。 定例会では、この新手法の背景や考え方、アルゴリズムについて説明します。

■講師
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社　シニアマネージャー　鈴木 顕英 氏
https://www.ey.com/ja_jp/people/ey-strategy-and-consulting

■プロフィール
日系大手都市銀行において金融工学エンジニア、インターネット業界担当の産業アナリストとして従事したのち、大手コンサルティングファームを経て現職。ブロックチェーンを活用した事業戦略や政策の立案に強みを持ち、金融機関、事業会社をはじめ、政府、公官庁、業界団体の支援実績を多数有する。FinTech、決済ビジネス、暗号資産、リスク管理、アナリティクスにも精通しており、金融機関、SIer、総合商社、メーカー、運輸、流通等様々なセクターに対する事業戦略立案の経験も豊富。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト 修士（数理科学専攻）