JBAサステナビリティ分科会は、1月24日(月)に 脱炭素に向けた投資と経営の最前線 - 新たな枠組みの構築とブロックチェーンの活用 - と題して、第1回目のワークショップを開催いたしました。
当日は、講師である株式会社ニューラル 夫馬様から ESGに立脚した経営戦略 と題して、アップルのサプライヤーへの責任基準に代表されるESG的思想のサプライチェーンへの広がりと、ブロックチェーン技術の適用事例などについてご講演いただきました。
日本銀行 副島様からは、 気候変動問題を経済学はどう捉えるか と題して、気候変動のような非常に超長期で不確実性が高く、膨大なコストがかかる問題に対して、経済学が提供する知見・モデルについてご講演いただきました。
また、MPower Partners 鈴木様からは、 サスティナビリティ推進におけるブロックチェーンの活用動向 と題して、サステナビリティとブロックチェーンの思想の親和性を踏まえ、大企業だけでなくベンチャー・スタートアップの領域においても、ブロックチェーンの活用が試みられていることなどをご講演いただきました。
その後、講師の皆様と脱炭素に向けて求められるテクノロジーの役割と題してパネルディスカッションを行いました。
JBAサステナビリティ分科会では、今後も、ブロックチェーンによるサステナビリティへの貢献の機会を認識し、企業間の連携や必要な提言への素地となるコミュニティ形成を図ることを目的に、引き続きワークショップを開催して参ります。
【講演概要】
■日時:2022年1月24日(月)19:00~20:30
■形式:オンライン 一般公開
■テーマ:脱炭素に向けた投資と経営の最前線 - 新たな枠組みの構築とブロックチェーンの活用 -
■プログラム
講演1 ESGに立脚した経営戦略(夫馬賢治 株式会社ニューラル 代表取締役CEO)
講演2 気候変動問題を経済学はどう捉えるか(副島豊 日本銀行 金融研究所 所長)
講演3 サスティナビリティ推進におけるブロックチェーンの活用動向(鈴木絵里子 MPower Partners マネージング・ディレクター)
パネルディスカッション 脱炭素に向けて求められるテクノロジーの役割