「サーキュラーエコノミー(循環経済、CE)」という言葉が注目を集めています。限られた資源を無駄なく活用しながら、環境と経済の両立を図るこの考え方は、持続可能な社会の実現に欠かせないアプローチです。
しかし、モノの流れを可視化し、資源の素性や使用履歴を正確に把握・共有するためには、信頼性の高いデジタル技術が不可欠です。その一つとして注目されるのが、改ざん耐性と透明性を持つweb3技術です。
サーキュラーエコノミーって何?どんな政策が進んでいて、世界ではどのような動きがあるのか?
そして、それを支えるweb3とはどのような技術で、なぜ今、必要とされているのか。
本セミナーでは、こうした素朴な疑問にお答えしながら、サーキュラーエコノミーとweb3の基礎から最新の事例、そしてこれからの展望までを、わかりやすく丁寧に解説いただきました。
日時
令和7年7月17日(木) 19:00~20:00
開催方法
Zoomによるライブ配信
受講料
無料
講義資料
参加者にPDFファイルを配布
アーカイブ配信
なし
このような方向けに開催
・サーキュラーエコノミーの政策動向、国際動向を把握したい方
・サーキュラーエコノミーをビジネスに結び付けたい方
・web3技術の基礎と産業応用について知りたい方
講演1
片岡 顯(かたおか あきら)氏
一般社団法人産業環境管理協会 資源リサイクル促進センター 主幹
演題
サーキュラーエコノミーって何? ~政策動向・国際規格・先行事例~
講演内容
・サーキュラーエコノミーの考え方とISO規格
・「循環経済ビジョン2020」や経団連の方針
・CEを取り巻く最近の国際動向(欧州・日本・中国・米国)
・ISO/TR 59032を参考にした国内外のCE事例紹介
講演2
深田 彰(ふかた あきら)氏
NECソリューションイノベータ株式会社 シニアプロフェッショナル
(一般社団法人日本ブロックチェーン協会 アドバイザー、サステナビリティ分科会委員)
演題
サーキュラーエコノミーに必須となるweb3技術の基礎
講演内容
・web3技術とは
・CE社会に必要な情報開示と情報セキュリティのバランス
・今、どこまで開発・実用化されているのか?(事例紹介)
JBAサステナビリティ分科会では、環境領域でのブロックチェーンの活用を促進すべく活動しております。
一緒に盛り上げていただける法人を募集しておりますので、ご関心ある方はこちらよりご連絡ください。