今回の定例勉強会では、IoTとセンサー技術から、RWA(Real World Asset)の可能性とオンチェーン問題の現在地を探ります。
ぷらっとホーム株式会社が、農林水産省に採択された日本酒輸出増モデル実証事業において、web3を活用し、現実資産(RWA:Real World Asset)を記述する新たなトークン「ThingsToken」を実証導入しました。従来、日本酒の輸出においては、流通経路の透明性や品質管理が大きな課題となっていました。特に、高品質な日本酒は、長距離輸送や複雑な流通経路を経るため、その品質が保たれているか、消費者に届くまでにどのような経路を通っているかといった情報が不透明でした。この課題に対し、ブロックチェーン技術とIoT、センサー技術を融合させた新たな輸出物流モデルを構築。日本酒に紐づけられた「ThingsToken」により、生産から消費までの行程を可視化し、透明性の高いサプライチェーンの実現が期待されます。
今回は代表取締役社長の鈴木友康様より、ブロックチェーン技術がどのようにサプライチェーンに貢献するのか、その可能性と課題について解説いただきました。
◆日時
2024年 10月10日(木)19:00-20:00(ご講演45 分、質疑10 分、その他5 分)
◆テーマ
IoTとセンサー技術から見るRWAとオンチェーン問題の現在地
◆講師
ぷらっとホーム株式会社 代表取締役社長 鈴木友康 氏
1963年 秋田県生まれ
1985年 東京大学 理科二類入学
1989年 日商岩井株式会社(現「双日」) 情報通信事業部
1990年~ 衛星通信事業会社(現「スカパーJSAT」)事業化担当
1993年~ 衛星放送事業会社(現「スカパーJSAT」)事業化担当
1993年 ぷらっとホーム株式会社設立
1996年 Linuxサーバ(通信用コンピュータ)の事業化
2000年 東京証券取引所 スタンダード市場上場(6836)
2014年 IoT製品事業化(OpenBlocks IoT)
2024年 RWAブロックチェーン事業化を開始
◆概要
・自己紹介
・ ぷらっとホーム株式会社について
・ 日本酒輸出増モデル実証事業について(RWAの説明や、ThingsTokenを含め)
・ ブロックチェーンを活用することで解決できることや期待
・ 課題やリスクなど
・ INTMAXとの提携について
・ 今後の展望
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